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GOGOKengoーー!けんちゃんです!
旅中しばらくおサボりしてたブログ、またこっから初めて行きますよん
旅中はその場所にある時間とか空気とかに集中したくてなかなか書いてきませんでした。
と言う言い訳のもとここから振り返ってくよーー!!
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9/22
いよいよ出発の日だ。
11時15分。ターミナル2からエアーインディアで日本を発つ。
「さぁずっとやりたかったこの度が始まるぞ」とここが勝負どころと言わんばかりに意気込んでいた。
改めてこの半年は一人で今まで一番、孤独というものに向き合って生きていく時間になるんだろうな。
そんな気はなんとなくしていた。ただそんな覚悟もなく走り出してしまった滑走路。なぜか涙が溢れていた。
空港まで送ってくれ、電話を直前までしていた人の顔を思い出していた。
その時は何に対する涙なのか検討もつかなかった。
孤独に対する涙なのか、未来がわからない不安の涙なのか、さみしさの涙なのか。
でも今はそれが”自由への恐怖”だったのかなぁと思っている。
実は自由になることってむちゃくちゃ不安でしんどいことなんだと思う。
実存主義ではないが、「何かであるべき」であったり「何者かであること」を人は常に求めている。
そっちの方が行きやすいから。
自分も今まで社会の流れに乗って、大勢でいるためその中でも有利に立つような生き方をしてきていた。
そこから初めて何者でもないや野球の守備が得意な藤森でもなく、営業団体の代表の自分でもなく、友達がいる藤森でもない。
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ただ一人の人間としてどこに行ってもいい、何をしててもいい。
そんな自分次第のステージに立たされることに怯えてたのかもしれない。
ただそんな英語も拙い日本人のお天気Boy藤森はすぐに気分が晴れる。
きっかけは「人と喋ること」だ。この後の旅で何度も人がいることに救われることになる。
乗って30分もすると飛行機の窓が急に青く変わった。
びっくりして隣の隣の席にいる女の人に話しかける。ニューデリー行きの飛行機なのでもちろんインド人にだ。
少し自分の英語が拙いからかだろう、インド訛りの英語で丁寧に話してくれた。
しばらくすると隣に男が座ってきた。なんでも三回も席を変えたけど、映画をみる時にヘッドフォンから音ががうまく聞こえないらしい。
しばらくすると自分のイヤフォンで音声が聞けることが判明した。そこから自分の席に戻るのかとお思いきや、なぜか自分の元の席から荷物を全て持ってきて、隣の席でマーベルの映画を見ている。
なんでや。なんで元の席でみーひんねや。
きっとインドの人の感性では僕の隣の隣の席の女の子が可愛いからだろう。
どこに行っても男は男。女は女だ。
「でも英語でもなんでも誰かと話すと安心するな。人がいない世界では多分おれは生きていけないだろう」
と大切な人がいること、話せる人がいることにありがたさを感じた。こんな時じゃないと気づけなかった
そしてインドについた。
肺のあたりが重い。空気を吐き出すたびに心臓が沈んでくる。
一歩一歩何か心臓の奥の奥がズシンズシンと響いてくる。
初めてのことに飛び込むこと、自分で決めること、大勢から離れること。
そんなことはできる気でいた。強い気でいた。
いつも”やってる気でいる自分”がいるんだな、心に。
やってる!!って、他と違うっていいたい自分が居た。
でもやっぱいつでも仲間がいたり、すでに先輩が作ってくれていたりしてた。
本当はそんな甘くないで。今まで隠せてた”弱い自分”が見えてきた気がした。
何かを覚悟する時って、覚悟なかったとしてもやるってなった時。
同時に自分が自分自身に何かを期待している時。
しがらみなく本当の自分に向き合い始める時。
こんなにも重く響く足音がるのかと思った。
この感じは初めてや。
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本気ってなんなんやろうか
— けんちゃん (@kengoyade2) 2019年4月23日
たまに自分でも分からなくなる。
渋谷で見かけた言葉
“人の目は誰でも気になる。それでも抑えられない何かが生まれたらそれは新しい何かが始まる合図かもしれない。”
小さな衝動から始まってやってくうちにマジになるんかもな。