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インドの風俗街BGロードで感じたこと
GOGOKengoooo!!!けんちゃんですっっ!!
前回は午前中に言ったスラムツアーの話。
スラムって言ってもたくさんの笑顔に出会えました🤚
思ったのはそういう見えやすいものに対しては
・比較的たくさんの人がさポートに回ろうとしてる
・支援もしやすい
ということ。でも今回はなかなか支援が入りにくい"夜の世界"の実態を見てきました。
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それでは午後の部の始まり始まりーーーー!!
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9/23 午後
BGロードも行ってきた。ここはニューデリーで一番有名な風俗街だ。
たくさんの古いビルが並んでいてすべてに番号が付いてる。同じ建物には同じ地方から来た女の人たちが入る。
彼女らはこの建物の中に住んでいて夕方になると化粧を始める。
BGロードは六十四番が有名だ。
そこに入ると、物乞いのおばぁちゃんが入り口に1人、中に2人、しかも子供も一緒に。
隅には噛みたばこを履いた跡がたくさんある。色が赤くなるまで放置するような環境だ。
中は悶々として、線香が焚いてあった。
2畳一間ベットのみが置いてある部屋(ちゃろと言う)。そこが彼女らの仕事場だ。
その狭い部屋が6部屋ほど奥に置いてあり、手前には腰掛けベンチがある。
そこに男が座り女の人が近ずいていく。うまく行けば一緒に部屋に入り15分ほどで出てくる。
彼女らの中には子供を生んでいる人もいた。誰の子かはわからないらしい。
欲望と金が渦巻く空間に赤ちゃんの鳴き声や幼児の笑い声が響く。
なぜか心がざわつく。
この子達はどうやって育っていくんだろう
学校には多分行けないだろう
親はセックスが仕事だからそれが当たり前だと思うだろう
外にはなかなか出ないからその世界が全てになるんだろうか
母親と一緒に部屋から出てくる男に殺意はわかないのだろうか
その中に住んでいる一人、18の女の子と仲良くなった。
彼女はバンガロールからきているらしい。英語は喋れなかった。
両親と弟がいて、みんなが娼婦をやること承知で送り出してきたらしい。買われたのかも知れない。
日本の高校生と同じように自撮りが大好きで、出て行くときはみんなには秘密で一緒に自撮りをした。
心が生きていた。
彼女らは楽しいと言っていた。ここで同僚の娼婦と話すこと、セックスすること。
でも顔は曇っていた気がする。気のせいか。
男が払ったお金は何割かはその建物のオーナーに持って行かれ、残りが女の子のもの。
ほとんどは家族に送るみたいだった。少しでもこの場所に笑顔を作りたくて中でダンスをした。笑ってくれた。
その瞬間は本当にどこの誰とも変わらない笑顔が溢れてた。
なのにすぐファックの話。ひたすらファックウィズミー、チャロ(ヤるための2畳一間の部屋のこと)を言い続ける。
当たり前だ、彼女らの仕事はそれだ。
でも全くそんな気になれなかった。
彼女らの状況を目の前にしたときでも
目の前にいるのは全く自分と同じ人であること。
不幸かどうかは自分たちで決められることではない。
彼らが決めることだ。また幸せかどうかも同じだ。
そこに自分たちの知らない感覚がある。価値観がある。
そういう場所にどんどん飛び込んで行きたい。
こんな場所でも、自分の運命を受け入れて力強く仲間と共に生きている女の子がいる。母親がいる。おばさんがいる。
人間は強いんだ。
勇気をもらった。
最高なんよ、ほんまに
— けんちゃん (@kengoyade2) April 27, 2019
人生ドラマと思うと景色変わるから
どんな瞬間もかけがえなく感じるから
ドラマのストーリーは綺麗に見える
でも俺らの人生も捨てたことないやん
短パンでスケボしたり温泉行って水風呂で瞑想したり。そんなんも全てドラマなんやって。
だから一瞬一瞬最高なんよ、ほんまに pic.twitter.com/VajM0hQPi8